マスカレードホテルのドラマ化や映画化について!読んだ感想やおすすめしたい人は?

 

今回は、東野圭吾さんの『マスカレードホテル』をご紹介します。

『マスカレードホテル』は長編ミステリー小説で、「マスカレード」シリーズの第1作目にあたる作品。

私自身、本書を購入していたものの、しばらく放置していましたが、メディアで話題になったことで再び手に取り、読んでみたところ、もう夢中になって止まらなくなりました。

そんな『マスカレードホテル』を読んだ感想やおすすめしたい人、さらにドラマや映画など映像化されているのかも調べてみました。

ぜひ、最後までご覧ください。

マスカレードホテルを読んだ感想は?

まずは、『マスカレードホテル』を読んだ感想からご紹介したいと思います。

『マスカレードホテル』は非常にわくわくする作品で、東京の高級ホテルが舞台となっているので、情景を思い浮かべるとリッチな気分にもなれます。

そして、警視庁捜査一課のエリート刑事とホテルマンの恋愛が、事件の捜査と並行して描かれており、ロマンチックな要素も含まれています。

二人はお互いにない性格や仕事のプロフェッショナリズムを発揮しながら、事件の捜査を通じて助け合い、リスペクトを持って恋愛に発展していきます。

こうした恋愛は、仕事をバリバリ頑張っていた当時の私には非常に共感できました。

また、一般的な推理小説を読むと、夜の廊下を歩いたり、トイレに行くのが怖くなるので、あまり読まないのですが、この小説はわくわくが止まらず、夜更かししてしまいました。

最終的に犯人は現行犯で捕まりますが、犯人が全て悪いわけではなく、「こうした勘違いや歯車の掛け間違いで、悲惨なことが起こるんだな」と思わされます。

現実の世界でも、どこでも起こりうることだと感じ、空虚な気持ちにもなりましたが、さすが東野圭吾さん、といった内容でとても満足できました。

マスカレードホテルはこんな人におすすめ!

ここでは、『マスカレードホテル』をおすすめしたい人についてご紹介したいと思います。

『マスカレードホテル』は、20〜40代の同世代の女性に薦めたいです。

バリキャリの男女が主人公なので、その2人の生活がイメージしやすい、まさに今バリバリ働いている人や、元々バリバリ働いている人が読んだら、おもしろいのではないかと思います。

事件捜査ではないにしろ、仕事ができる人と何かミッションをやり遂げ、恋愛成就?(または恋愛に近しい感覚)になった経験がある人もいるはず!

自分の思い出と重ね合わせて読めたら、楽しめるのではないかと思います。

実際、私は結婚して1年目くらいの時に相手に勧められて読みましたが、今考えてみると、相手も楽しめたということなので、性別に関係なく響いたんだと思います。

私は恋愛が成り立っていく場面や、犯人がわかった後の、何故犯人が恨みを持ったのか、というところが1番印象に残っていますが、人それぞれの視点でまた異なる部分があるのかもしれません。

私はあまり本を読まないタイプの人間ですが、あまり苦痛を感じずに、この分厚めの本を読破できたので、久しぶりに本でも読もうかな、と思っている人にもオススメしたいです。

また、ホテルの仕事にも詳しくなれるので、ホテルの仕事に興味がある方も読んでみると役立つ知識が得られると思います。

ちなみに、読破するためには、それなりの時間を確保した方が良いと思いますよ。

マスカレードホテルはドラマ化や映画化されている?

最後に、『マスカレードホテル』がドラマ化や映画化など映像化されているのか調べてみました。

調べてみたところ、刑事役が木村拓哉さん、ホテルマン役が長澤まさみさんで実写化されています。

小説との違いを感じたのは、主人公の新田浩介はもう少しからだが大きく、ガッチリしていて、パワーもあるタイプをイメージしていたので、木村拓哉さんのスレンダーな体型とイメージのギャップを感じました。

視聴した感想として、特に嬉しかったのはサブエピソードです。

アメニティとして用意されているガウンをカップルが盗み、それを山岸尚美が再度盗んだかのように見せかけ、ホテル側を陥れようとする事件が描かれていました。

このエピソードを通じて、ホテルのアメニティ管理の実情がわかり、とても興味深かったですし、その内容が映画にも反映されていたことが嬉しかったですね。

まとめ

今回は、『マスカレードホテル』についてご紹介しました。

『マスカレードホテル』は、東京の高級ホテルを舞台にしたわくわくする作品で、エリート刑事とホテルマンの恋愛が描かれています。

事件捜査と恋愛が絡み合い、共感を呼ぶ内容で、特に、バリキャリの男女の生活がイメージしやすく、読者は自分の経験と重ねながら楽しめるかと思います。

また、一般的に本をあまり読まない人でも、苦痛なく読み進められるので、久しぶりに読書を楽しみたい方にもおすすめです。

映像化もされており、サブエピソードを通じてホテル業界の実情が描かれている点も魅力的ですよ。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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